スケーリングチャンピオンでゲームに勝つためには
こんにちは、Gariaruです。
多くのプレイヤーが、「スケーリングする」=「序盤はひたすら耐えるだけ」とチャンピオンに対して誤解してしまいがちです。
しかし、それは大きな間違いです。スケーリングチャンピオンで勝利を掴むためには、ただ待つのではなく、試合を俯瞰的に見て、どのように、どのタイミングでゲームに介入するかの判断を下さなければいけません。
今回は、スケーリングチャンピオンに対しての考え方、そういったチャンピオンで勝利するための方法まで、詳しく解説していきます。
「スケーリングチャンピオン」とは?
まず、「スケーリングチャンピオン」とはどんなものかについて簡単におさらいをしておきます。
スケーリングチャンピオン、レイトゲームチャンピオンとも呼ばれるチャンピオンとは、レベルやアイテムの獲得に伴って、どれだけ強くなっていくかという成長率が後半に偏っていて、試合時間が長引けば長引くほど、他のチャンピオンを圧倒するほどのパワーを発揮する、いわゆる「大器晩成型」のチャンピオンたちのことを指します。
序盤こそ力不足な場面もありますが、試合後半にはその序盤の力不足を補うほどの大きな力を発揮します。
スケーリングのタイプ:レベル依存と装備依存、スタック依存
スケーリングチャンピオンは、主に何によって強くなるかで、いくつかのタイプに分けられます。
レベルに依存するチャンピオン
これらのチャンピオンは、特にレベル6、11、16といった特定のレベルに到達した際に、スキルが劇的に進化してパワーを発揮します。経験値は、ゴールドと同じかそれ以上に重要です。代表例:
: レベル6で遠距離攻撃化、レベル11で攻撃に炎の波が追加、レベル16で継続的な火力が大きく上昇します。
: レベル16になると、アルティメットスキルのクールダウンが極端に短くなり、バーストダメージが上昇するだけでなく、アグロピンポンの能力が大きく向上します。
装備に依存するチャンピオン
これらのチャンピオンは、特定のコアアイテム(2つか3つ)が完成したタイミングで、その性能が爆発的に向上します。代表例:
: の発動のためのトリガーは攻撃速度に依存します。 といった装備が揃った際一気に火力が向上します。
: こういった機動力がかけている分、ダメージに寄っているチャンピオンたちは、クリティカル系のアイテムが揃うことで、集団戦に置いてのパワーが大きく向上します
: 攻撃速度と攻撃力を高めるアイテムが揃えば、誰も止められないキャリーとなります。
スタックに依存するチャンピオン
これらのチャンピオンは、何かしらの方法でスタックをため、スタックに応じた恩恵を獲得します。スタックが溜まるまでのゲーム時間に依存することが多いです。
これらのチャンピオンはスタックの数に応じて無限にスケールするのが強みです。代表例:
: スタックをためるとスキルが強化されます。
: スタックをためることでQのダメージが無限に上昇
: スタックをためることでAPが無限に上昇します。
こういった風に、一口にスケールチャンピオンといっても様々な種類があります。
結局のところ、時間をかければ強くなるチャンピオンたちですが、どういった仕組みでそのチャンピオンが強くなるのかを知っておくことは大切です。
よくある誤解:「レーン戦を捨てる」は間違い
スケーリングチャンピオンを使う上で最も陥りやすい罠が、「自分は後半強いから、序盤は完全に諦めても良い」と考えてしまうことです。これは明確に間違った考え方です。
スケーリングチャンピオンのレーン戦における目標は、「勝つ」ことではなく「負けない」ことです。ただただCSをとるだけに集中するのではなく、可能な限り相手にダメージを与えて対面が自由に動き回らないようにする必要もあります。
勿論マッチアップやパワースパイクの問題上、どうしようもない場合もありますが、相手が上手くなってくるとこちらのジャングルに侵入されてジャングラーが再起不能になったり、序盤に大量のオブジェクトを獲得されてしまい、自分が強くなった時にはもうゲームが決まってしまっていることも多々あります。
最初からレーン戦のダメージトレードをあきらめるのではなく、可能な限り駆け引きを行い、他のチャンピオンを使っているときと同様に、相手がミスをしたのならそこを咎めるプレーを行うことも大切です。
「全てをギブアップする」のも間違い
「レーン戦で負けない」という意識は重要ですが、チャンピオンの性質上どうしても主導権を握れない場合もあります。
そういった時に相手のチームがドラゴンやヴォイドグラブ、カウンタージャングルなどのアクションを行ってきた際全てをあきらめて良い」ということはありません。
もちろん長期的なゲームプランで見れば、序盤においてある程度諦めることも大切ですが、味方の状況が整っているのであれば積極的に戦闘に参戦すべきでもあります。
スケーリングチャンピオン、といっても他のチャンピオンよりもダメージが出ない、リソースの管理が少し難しいというわけで全く戦うことが出来ないというわけではありません。
味方の状況を見つつ戦闘を行う必要があるのならしっかりとオブジェクトファイトなどには参戦するようにしましょう。
ゲームの展開を俯瞰し、戦うべきか判断する
上述したように、ゲーム中盤に差し掛かってきたとき、「まだ育ち切っていないから」という理由で全てのオブジェクトを渡してしまうと、自分が育ち切る時にはゲームの展開が決まっている必要があります。逆にスノーボールを行えている状況なのに自分の成長だけをみてしまうと、相手に逆転のきっかけを与えることになりかねません。
そうならないためには、「ゲームの展開を俯瞰し、状況次第で戦う判断をする」ことです。 スケーリングチャンピオンは全ての戦闘を避けるべきではありません。
「勝てる見込みが高い、局所的な戦闘」には参加すべきです。
ゲームが序盤から有利になっているのなら自分の成長よりもチーム全体での利益を優先すべきですし、逆に不利な状態なら手遅れになる前に、どのタイミングで逆転の一手を打つのかを考えなければいけません。
例えばなら16レベルになるとパワースパイクを迎えますが、 チームが不利を背負っている場合はレベルを上げるためのファームをすることも難しくなってしまいます。
などのADCも同様です。
こういったチャンピオンはゲームの展開によっては、1コア、2コアしかない状態でも戦う判断をしなければいけないときがあります。
逆に味方が有利をとれているのならを使っていたとしても、レベルを優先するよりチームのローテーションを優先したり集団戦に積極的に参加するようにしましょう。
つまりは、自分が成長している間に味方はどのような不利益を被っているのか、その不利益はこの後回収できるほどのものなのか、そもそも自分がこれ以上成長する必要があるのかという計算をする必要があります。
これは特に無限スケールをするスタック系統の などでありがちなのですが、十分に育っているのにファームをし続けてしまい、相手のADCが育ち切り逆に簡単に倒されるようになってしまう、といったパターンです。
自分がスタックを貯めている間にも相手のチャンピオンはファームを続けているため、ゴールドと経験値を獲得していることになります。
今自分が十分にダメージがでるのか、このままファームを続ければどうなるのかを考えるようにしましょう。
特殊なケース:スタック系チャンピオンは積極的に戦ってよい
スケーリングチャンピオンの中の、スタックを貯めるチャンピオンは、相手のチャンピオンに対してダメージを与えるとスタックを獲得できるチャンピオンも多いです。
スキルをミニオンに使うだけでなく、敵チャンピオンに当てるという能動的なアクションによって、より成長をすることが出来ます。
そのため、彼らはレーン戦で完全に受け身になるのではなく、マナ管理をしながらも、スタックを溜めるための短いトレードを積極的に狙っていくようにしましょう。
そのため、ミニオンでファームする、という考えだけを持つのではなく、可能な限りは小規模戦に参戦してスタックを貯める、という意識を持つようにしましょう。(もちろんダメージはほかのチャンピオンよりダメージは出しづらいので、状況を見ながらになります)
スケーリングチャンピオンで勝利するためには、ただ時間を待つ「消極的な考え方」を持つのではなく、他のチャンピオンと同様に「タイミングをみてダメージ交換を行う」「試合を俯瞰的に見て、自分だけでなく他のチャンピオンの状況も確認する」といったことをしっかりと行う必要があります。
スケーリングチャンピオンで勝てない人はこれらが行えていない人が殆どだと思うので、自分が成長しきれていないタイミングでも、「勝負しなければいけないタイミング」を見つけることが大切だと思います。