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スペーシングとは?上位帯が意識する技術を知ろう

こんにちは、Gariaruです。

LoLをやっている方なら、この動画のシーンを見たことがある人は多いと思います。

「同じADC同士なのに、なぜか自分だけ一方的に攻撃を受けてしまう」

「相手に近づいた瞬間に攻撃されて、こちらの攻撃は届かない」

レーン戦の勝ち負けは、スキルを当てる技術だけで決まるわけではありません。

相手との距離をどう管理するか、つまり間合いの取り方で、同じチャンピオン同士でも大きな差が生まれます。

今回は、レーン戦で差をつけるための技術「スペーシング」について解説していきます。

上級者向けの内容になりますが、どのロールでも使える考え方なので、ぜひ参考にしてください。

スペーシングとは?

スペーシングとは、相手の攻撃が届かない距離、タイミングを保ちながら、自分が攻撃したい瞬間だけ射程に入る位置取りのことです。
相手との適切な距離を取り続ける技術のこともスペーシングと呼ぶことも多いですね。

上手くスペーシングができると、自分は攻撃を当てているのに、相手からは攻撃を受けない、という状態を作ることができます。

先ほどの動画のように一方的に攻撃を当てている場面を例にして、何が起きているのかを振り返りましょう。

の射程は525 も同じく525です。

① がタワー殴ろうとする

② がタワーを殴ろうとするモーションに合わせて通常攻撃をする。

③がタワー外に向かおうと後ろに下がる

④が後ろを向いている間にが通常攻撃をする。

⑤が後ろに下がって距離を取る。

⑥が通常攻撃を行おうとするが の移動速度増加で届かずに後ろに下がる

⑦が後ろに下がって距離を取る。

という流れが繰り返されていました。
この2体のチャンピオンの間に射程の長さの差はないのですが、MSを活かしながらカイサが後ろに下がる瞬間にザヤが攻撃、前に向く瞬間に後ろに下がる、という動きを行っていたのが分かりますね。
つまり、スペーシングは射程の長さだけでなく、相手の動きへの反応の速さで決まる技術なのです。

また、スペーシングはADCだけの技術ではありません。

トップの近接チャンピオン同士でも、 は125、 は175、 は200と、通常攻撃の射程には少しずつ差があります。

このわずかな差を活かして、ミニオンに通常攻撃を行うタイミングに相手に通常攻撃を1発入れることができれば、主導権を確保することが出来ます。
こういった細かい通常攻撃の射程の差、スキルの射程の差を理解しているかどうかで、ダメージ交換の結果は大きく変わります。

相手の射程を把握しよう

スペーシングをするためには、まず自分と相手の射程を知っておく必要があります。

例えば、通常攻撃の射程は、

:650

:525

-多くの近接チャンピオン: 125から175ほど

となっていて、チャンピオンによって大きく違います。

と なら125も長い距離から一方的に攻撃できることになります。

すべてのチャンピオンの数字を覚える必要はありませんが、自分がよく使うチャンピオンと、よく対面する相手の射程くらいは把握しておきましょう。

チャンピオンごとの射程の数字は、LoL Wikiなどの攻略サイトで確認することができます。

また、通常攻撃だけでなく、相手の危険なスキルの射程も覚えておきましょう。

例えば は、通常攻撃よりもずっと遠くまで届くので、通常攻撃の射程の外にいても安全とは限りません。

トップレーンでは通常攻撃とスキルの射程。
ミッドレーンではスキルの射程とCD
ボットレーンでは通常攻撃の射程

これらを理解、意識することが大切です。

ギリギリ外に立つ位置取り

相手の射程が分かったら、次にステップとして相手の射程のギリギリ外に立つことを意識しましょう。

射程のギリギリ外に立っていると、相手がCSを取るために前に出てきた時に、相手の方からスキルを放ってきたり、自分のスキル射程に入ってくることになります。

そこでスキルを1度いなすことが出来れば、攻撃のチャンスが来ます。
逆に自分の方が射程が長いのなら、攻撃した後すぐに下がれば、相手は反撃しにくくなります。

逆に、射程の内側に入りっぱなしだと、相手にいつでも攻撃されてしまいます。

常に少しだけ動きながら、相手が前に出てくるのを待つのがスペーシングの基本です。

立ち止まっていると、相手はいつ攻撃を仕掛けるかを自由に選べてしまいます。

前後に小さく動き続けることで、相手に「今なら届く」というタイミングを読ませないようにしましょう。

また、スペーシングを行うためにはチャンピオン停止キーも頻繁に使うことが大切です。

Sキーを押すことでマウスの操作なしで距離を維持することが出来るので、多くの上級者は利用しているキーになります。
でよく見かけますね。
余裕があれば使ってみましょう。

射程の差を活かした攻め方

まず、自分の射程が相手より長い時は、相手がCSを取る瞬間を狙って攻撃しましょう。

相手はCSを取るために前に出なければいけないので、そのタイミングで一方的に攻撃を当てることができます。

ただし、相手のCSを邪魔しようと前に出すぎると、相手のジャングラーやサポートに狙われることもあるので、ミニマップの確認も忘れないようにしましょう。

相手と射程が同じ時は、先に紹介したように、相手が攻撃しようと前に出てきたところで一歩下がり、相手が攻撃をやめた瞬間に前に出て攻撃することを意識しましょう。

スキルを先に避けるか、先に当てるかは1v1での駆け引き、打つか打たないかを焦らすことが大切です。これは心理戦ともよく言われますね。

さらに、通常攻撃は届かないけれどスキルは届く距離からスキルを当てることができれば、差はどんどん広がっていきます。

スペーシングで一方的に攻撃を受け続けた相手は、前に出ることをためらうようになるので、CSを落としたり、レーンの位置を下げたりと、こちらが戦わなくても有利が広がっていきます。

攻撃した後にすぐ下がる動きは、カイトやアタックムーブの技術と組み合わせることで、より正確にできるようになります。

スペーシングの練習方法

スペーシングは、射程の感覚が身についていないと上手くできません。

まずは、チャンピオンに慣れることと、プラクティスツールで射程の感覚を掴むところから始めましょう。

プラクティスツールなら、LPや味方を気にせずに、自分の射程の感覚を落ち着いて確認できます。
練習用のダミーを置いて、射程のギリギリ外から一歩入って攻撃し、すぐに下がる動きを繰り返してみましょう。

また、アタックムーブのキーを押すと、自分の通常攻撃の射程が表示されるので、実戦でも射程を確認しながらプレイできます。

ランク戦の後は、リプレイで「一方的に攻撃を受けた場面」を探してみてください。

その時に自分が相手の射程の中に立っていなかったかを確認するだけで、スペーシングの改善点が見えてきます。

慣れてきたら、ノーマルモードで「射程の外から一方的に攻撃される回数を減らす」ことを目標にプレイしてみるのもおすすめです。

まとめ

スペーシングは、一度覚えればどのチャンピオンでも使える技術です。
上位帯のプレイヤーはこのスペーシング技術を獲得している人も多いです。

まずは自分と相手の射程を知り、射程のギリギリ外に立つことから始めてみましょう。

間合いを制することができれば、レーン戦は今よりずっと楽になるはずです。

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執筆者について

がりある

2018~2021年までLJLにMidとして出場していました