カメラ操作の重要性:画面固定を外そう
こんにちは、Gariaruです。
LoLを始めた時、多くの方はカメラが自分のチャンピオンに固定された状態、いわゆる「画面固定」のままプレイしていると思います。
操作に慣れるまでは便利な機能で、画面固定のままでレートを上げているプレイヤーも一定数存在していて、その状態のままチャレンジャーに到達する人もいらっしゃいます。
しかし、画面固定のままだと幾つかの損をしている部分があり、ランクを上げていく上では、必要に応じて外す必要がある機能です。
「画面の外からジャングラーが来て、気付いた時にはもう倒されている」
「画面固定を外してみたけど、自分のチャンピオンを見失ってすぐに戻してしまった」
今回は、画面固定を外すとなぜ強くなれるのか、そしてどうやって慣れていけば良いのかを解説していきます。
画面固定を外せなくて困っている。画面固定のデメリットを知りたい!という方は是非読んでいってください。
画面固定のままだと何が起きる?
まず、画面固定とは何か。そして画面固定によるデメリット、メリットについて簡単に理解しておきましょう。
画面固定とは、カメラが常に自分のチャンピオンを中心に映し続ける状態のことです。
設定>ゲーム>カメラロックモードから、カメラのどこを中心にするかの調整を行うことも出来ます。
また、初期設定ではYキーで画面固定のオンとオフを切り替えられ、ミニマップの横にあるカメラのボタンからも切り替えが出来ます。
カメラ固定の状態だと、後述するカメラ操作を行わなくてよいため、チャンピオンの操作自体は簡単になりますが、それ以上に画面固定のままだと損をする場面がかなり多いです。
その理由を幾つか説明しておきます。
自分の周りしか見えない
まず、画面固定のままでは、自分のチャンピオンを中心とした範囲しか見ることが出来ません。
例えばミッドレーンでCSを取っている時、カメラが自分の真上にあると、川の方から近づいてくる相手のジャングラーは画面のギリギリまで来ないと映りませんし、小規模戦、集団戦中でも自分の周りしか見えていないので何が起こっているのか把握しづらいです。
特にレッドサイドでは、相手の陣地がある方向が画面の下側になります。
画面の下側はスキルのアイコンや体力のバー。所謂UIと重なる部分なので、画面固定のままだと下から来る相手にさらに気付きにくくなります。
また、味方が遠くでエンゲージをしているときでも何が起きているのか把握できないので、すぐさまダメージを与えに行けなかったり、CCチェインを行いづらいというデメリットもありますね。
つまりは相手の体力やスキルを使ったかどうか、サモナースペルが残っているかはカメラで直接見ないと分からないのにその情報を得づらいことが画面固定のデメリットの1つです。
射程の長いチャンピオンの強みが消える
次に、射程の長いチャンピオンを使う時は、画面固定がそのまま弱点になります。
基本的にほとんどのチャンピオンのスキルの射程は画面内に収まることも多いですが、 のように、画面の端に届くほど射程の長いスキルを持つチャンピオンは、カメラを相手の方向にずらさないと、狙う相手そのものが見えません。
の もマップの遠くまで飛んでいくスキルですが、画面固定のままでは、ミニマップのアイコンを頼りにほぼ勘で撃つことになってしまいます。
相手から見ると、画面の外から撃たれるスキルほど避けにくいものはありません。
逆に言えば、こちらが画面固定のままだと、射程の長い相手に一方的に撃たれ続けることにもなるわけですね。
1部チャンピオンが扱いづらい
などの機動力が非常に高いチャンピオンを使っているときに画面固定のままだと、画面が大きく動くことになります。
の などもそうですね。
こうなると自分の画面が動きながら相手のチャンピオンも動くことになるので、相手にマウスのカーソルを非常に合わせづらくなってしまいます。
俊敏に動いて相手を翻弄しつつ相手にエイムを合わせなければいけないチャンピオンで画面固定のまま、というのは非常に難易度が高くなってしまうと私は思います。
画面固定を外すと見えるようになるもの
では実際に、画面固定を外すと何が変わるのでしょうか。
一番大きいのは、画面から多くの情報を収集できる点です。
レーン戦では、画面固定だと画面の1部が壁に埋まってしまいますが、画面固定を外すことが出来れば広い視点でレーンを見ることが出来ます。
(画面固定セミロック。画面の半分が壁で埋まっています)
(固定を外し下にカーソルを向けている状態。レーンの様子をしっかりと確認できる。)
自分のチャンピオンは画面の中心から少し外れますが、その分、相手のジャングラーが来る道が早く映るようになります。
こういった形でカメラを向けておくと味方のサポートやジャングラーのガンクに合わせやすいですね
ミニマップのアイコンを見るだけでなく、カメラを味方に向けて体力やマナ、ウェーブの状態まで確認する習慣は、判断の精度を大きく上げてくれます。
集団戦で奥の様子を見ることが出来る。
カメラ固定では、自分の後ろ側の様子が映ってしまいますが、カメラ固定を外すと自分の前を広く確認することが出来ます。
先ほども少し触れましたが、自分の後ろ側を映していてもほとんど意味がありません。
(もちろん後ろからアサシンやファイターが迫っている場合は別ですが)
集団戦が始まりそうな時は、カメラを自分と相手のチームの間くらいに合わせておくのがおすすめです。目安としては味方の前衛のチャンピオンに、画面の中央を合わせるくらいですね。
こうしておくと、相手の後衛の位置や、遠くから飛び込んでくるチャンピオンの動きが早めに見えるので、スキルを避ける準備が出来ます。
相手から見ると、飛び込むチャンピオンは「相手がこちらを見ていない瞬間」を狙っています。カメラで先に見えているだけで、その一瞬の油断を作らずに済むということですね。
上手いプレイヤーは画面固定とどう付き合っている?
上位帯のプレイヤー。プロの選手のほとんどは、画面固定を外した状態でプレイしています。
初めに触れたように、画面固定のせいで上がれない、画面固定のプレイヤーでチャレンジャーのプレイヤーはいない、ということではありませんがほとんどのプレイヤーが画面固定でゲームをしていないというのは事実でしょう。
ただし、画面固定をずっと外しっぱなしというわけではありません。
画面固定を切りっぱなしにするのではなく、固定のオンとオフを上手く使い分けていることが重要です。
具体的には、普段はカメラを自由に動かして情報を集め、戦闘が始まる瞬間だけスペースキーを押してカメラを自分に合わせる、という使い方ですね。
世界大会を連覇しているGumayusi選手の操作を見ればわかるのですが、戦闘が始まるまではカメラ固定ではなく情報を集めるようにし、戦闘が始まった際には画面固定で敵を攻撃していることが殆どなのが分かります。(動画3分辺りから試合)
この方法は、”カメラをチャンピオン中心に設定”キーを押し続けることで可能になります。
デフォルトはスペースキーに設定されていて、また、1度押せばカメラが自分の中心に戻り、押している間だけカメラを自分のチャンピオンに合わせてくれるキーです。
離せばカメラは自由に動かせる状態に戻るので、画面固定を外すことに慣れていない方でも安心して使えます。
(自分は集団戦で固定することはないので、マウスのサイドボタンに設定して、自分を中心に戻すためだけに使用しています)
また、プロの選手は味方の状況を確認する回数がとても多いです。
有名なのがFaker選手です。
1時期はF1からF5のキーを使って、ほんの数秒の間に次々と味方の様子を見て回っている姿が大きな話題になりました。
そこまでの速さは必要ありませんが、上手い選手ほど自分の周りだけでなく、マップ全体の情報を集め続けていると言っても過言ではないですね。
私の経験上、プロの選手で常に画面固定のままプレイしている選手はほとんどいませんでしたが、集団戦の最中にスペースキーを押しっぱなしにして戦う選手は珍しくありませんでした。
常に画面固定、固定を外して戦うのではなく、”情報を集めるフェーズ””戦うフェーズ”の2つに分けてカメラの使い方を変えるのも1つの方法だと思います。
画面固定を外すためには?意識することと練習方法
ここまで説明してきましたが、いきなり画面固定を外してすぐのゲームではが操作感がかなり変わってしまうので必ずミスが出てくるでしょう。
なので、ノーマルやプラクティスツールで少しずつ慣れていきましょう。
ステップ1:スペースキーを押す癖をつける
最初は、画面固定を外した状態で、困ったらスペースキーを押すことだけを意識してください。
自分のチャンピオンを見失いそうになった時や、相手が近づいてきた時に、まずスペースキーを押してカメラを自分に戻します。
これだけでも、画面固定を外した時の「自分がどこにいるか分からない」というパニックはかなり減ります。
ステップ2:カメラの動かし方を意識する。
個人的にはここが重要です。
画面固定を外して1番困ることは、どこを画面の中心に持ってくればよいのかわからないという点ですね。
基本的には敵との戦闘が起きそうな場所や、レーン戦のウェーブがぶつかっている位置を画面の中心にもっていきましょう。
イメージ的にはチャンピオンにカメラの位置を固定するのではなく、1番自分が目を向けなければいけない位置にカメラを置いておく。ということです。
文字だけではわかりづらいと思うので私のプレイ視点を用いて解説します。
これをみると画面固定を外している、といっても殆ど画面を動かしていないのが分かると思います。
基本的に私が意識していることは
ウェーブがぶつかる位置に合わせてカメラを動かす
相手が画面の外にいきそうなら少し相手の側にカメラを動かす
の2点です。
画面固定を外す、というのはカメラを動かしまくることではありません。
自分のチャンピオンを追従するのをやめて、カメラを1番情報の取れる位置に置いておく、という認識を持ちましょう。
設定では、カメラが動く速さを調整することもできます。
カメラが速すぎて酔ってしまう、遅すぎて見たい場所に届かない、という方は調整してみてください。
集団戦も同じです。
ファイトが起きそうな場所にカメラを置いておいて、敵を攻撃することを意識しています。
何度も言いますが、戦闘が始まるまでは画面固定を外して情報収集、戦闘が始まったときはカメラ固定に切り替える人も多いので、その辺りは良い塩梅を見つけてください!
ステップ3:決まったタイミングで他の場所を見る
カメラの操作に慣れてきたら、他の場所を見るタイミングを決めましょう。
例えば、ラストヒットの合間、リコール中、レーンに戻る途中、ドラゴンなどのオブジェクトの1分前といった、自分が戦闘に巻き込まれない時間です。
逆に、相手とトレードしている最中や、スキルを避けないといけない時に他の場所を見るのはやめておきましょう。
“今何の情報が必要なのか”
”自分は安全なのか”
この2つを意識しながらカメラを動かすように心がけると良いですね。
私の経験上、画面固定を外したばかりの時期は、プラクティスツールでラストヒットをしながらカメラを左右に動かす練習を少しするだけでも、かなり早く慣れることが出来ました。
外したばかりの頃によくあるミス
画面固定を外したばかりの頃は、誰でも同じようなミスをします。
一番多いのは、他のレーンを見ている間やカメラを動かしている間に、自分のチャンピオンが相手に攻撃されてしまい、リアクションが遅れてしまうケースです。
他の場所を見るのは1〜2秒だけにして、見終わったらすぐにスペースキーやF1キーで自分に戻ることを意識しましょう。
次に多いのが、カメラを動かすことに集中しすぎて、CSを落としてしまうパターンです。
最初のうちはCSが少し減るのは仕方ありませんが、カメラを動かすのはミニオンの体力が減るのを待っている時間だけ、と決めておけば大きく崩れることはありません。
上述しましたが、カメラの操作に手いっぱいになってしまって
「思ったより奥に行きすぎてしまった」
「カメラの移動速度が遅すぎてカメラ操作に時間を取られる。」
といった人も多いと思います。
そうならないためにも設定からカメラの速度や画面の解像度(ウィンドウモード)などを自分のマウス感度と相談して決めるのも良いですね。
まとめ
画面固定は操作を簡単にしてくれる一方で、自分の周りしか見えなくなるという大きな弱点があります。
画面の外から来るガンクに気付けない、射程の長いスキルを活かせない、集団戦で全体が見えない、といった損は、画面固定を外すだけで減らすことが出来ます。
プロの選手も、ずっと外しっぱなしではなく、普段はカメラを動かして情報を集め、戦う瞬間だけスペースキーで自分に合わせる、という使い分けをしている方は多いです。
私の好きなChovy選手なども画面固定で基本はチャンピオン追従にしています。
ADCや のような目の前の相手にDPSを出し続けるロールの人は画面固定+情報収集に固定を外す。
それ以外の人は固定を外すのがデフォルト、というのが私のイメージです。
最初はスペースキーを押す癖をつけ、慣れてきてからカメラを上手く動かしていく。という習慣をつけていきましょう。
まずは次の試合で、Yキーで画面固定を外し、困った時はスペースキーを押すことだけを意識してプレイしてみてください。