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中級者にありがちなミス「ミッドに集まるだけ」をやめよう!

こんにちは、Gariaruです。

レーン戦が終わった後、レーンスワップのタイミングは、試合の流れが一番変わりやすい時間帯です。
ただ、この時間に何をすれば良いのか分からず、とりあえず全員でミッドに集まってしまう試合も非常に多く見かけます。

「中盤になると、とりあえず全員でミッドに集まってしまう」
「集まっているのに、何も起きないまま相手との差が開いていく」

このようなミスを行ってしまうと勝っている試合もゲーム時間が長引いて負ける原因になってしまったり、自分がせっかくキルを拾ってる状態でも、キャリーできない試合になってしまいます。
今回は、中盤のサイドウェーブの管理について、誰がどちらのサイドのウェーブを取るべきか、そしていつ集まるべきかを解説していきます。

ミッドに集まるのが絶対に悪い!というわけではないですが、中盤の時間を無駄にしないためにも理解しておきましょう。

中盤にミッドに集まり続けると何が起きる?

中盤に全員でミッドに集まっていると、一見まとまっていて安全そうに見えます。
しかし、何も起きない時間に集まり続けるのは、実はかなり損をしています。

まず、ミニオンからの経験値、ゴールドの損失です。
誰も取らないサイドのウェーブは、そのままタワーに倒されてしまいます。

また、こちらがサイドのウェーブを放置している間に、相手のウェーブはどんどん溜まっていきます。
溜まったウェーブはこちらのサイドのタワーを削っていきますし、相手から見ればウェーブと一緒にタワーを削りに行く絶好のチャンスです。

今はプレートが14分を過ぎても無くならず、内側のタワーにもプレートがあるので、サイドを放置した分だけ相手にゴールドを渡しやすくなっているわけですね。

そして一番大きいのが、相手に選択肢を与えてしまうことです。
勿論ミッドに集まったタイミングでタワーの獲得や視界の掌握を行えるのなら問題はありませんが、ただ集まっただけになると
相手は好きなタイミングでウェーブを押し終えて、準備が出来た状態で集まれるようになります。

簡単に言えば、ミッドで待っているだけの時間は、相手に「いつ戦うか」を決める権利を渡している時間ということですね。

特に今のLoLでは、ゲーム時間に応じてミニオンウェーブの枠頻度が変化します。
14分以降はウェーブが25秒ごと、30分以降は20秒ごとに出現するようになります。

キャノンのいるウェーブでは近接ミニオンが1体減り、30分以降は遠距離ミニオンも1体減るので、1ウェーブの数は少し少なくなります。
ただ、それ以上にウェーブの間隔が短くなるので、サイドのウェーブは以前よりずっと溜まりやすくなっています。

中盤以降のサイドのウェーブを放置することは、序盤よりも大きなゴールドを捨てていることになると言っても過言ではないですね。

レーン戦が終わった後にファームをやめて、ミッドに集まり続けてしまうのは、LoLのプレイヤーの永遠の悩みだと思います。
私の経験上、序盤に有利を取っても中盤に負け始めるチームは、ミッドに4人も5人も集まっているのに、誰もサイドのウェーブを見ていない時間が一番長いです。

何のために集まるのかを考える

では一体中盤では何を考えてゲームを行えばよいのでしょうか。
ここまでの話を聞くと、「じゃあ集まらない方が良いの?」と思った方もいるかもしれません。
もちろん、集まること自体が悪いわけではありません。大切なのは、集まる前に「何のために集まるのか」を一度考えるコトです。
では実際に、中盤に集まる理由にはどんなものがあるのでしょうか。

  • オブジェクトの準備

1つ目は、オブジェクトを取るための準備をするためです。
ドラゴンやリフトヘラルドを有利に獲得するためには、その周りの視界を確保しなければいけません。視界補確保するためにはミッドレーンをプッシュして、相手をタワー下に縛り付けてから行のが安全です。

例えばこういった形で、ドラゴンが沸く前に青側のミッドレーナーがミッド周りに寄ることが出来れば、赤側のチームは少し下がらざるを得なくなりますし、たとえ戦闘になっても人数有利がある状態から戦いを始めることが出来ます。

  • ミッドレーンのタワー獲得

2つ目は、ミッドタワーを折るためです。

ミッドレーンは他のレーンと違いアクセスしやすいレーンなので、タワーを触ることがリスクになりやすいです。
しかし1度破壊することが出来れば、相手のジャングルに入りやすくなり、マップ全体を動きやすくなります。

相手よりも早く合流し、ミッドタワー周りで人数差を作りタワー破壊を狙うというのも、ミッドレーンに集まり理由の1つになります。

  • ミッドレーンのプッシュ主導権の獲得

3つ目はミッドレーンの主導権を取るためです。

相手がミッドレーンで強気にプッシュしてきたり、2:2で勝てない状況の場合はミッドレーンの主導権を取り返すために、1度集まりプレッシャーをかけて主導権を取り戻す必要があります。
ミッドレーンが押されてしまうと相手は川やジャングルを取ってサイドレーンへプレッシャーをかけることが可能になってしまいます。

こういった形で動かれてしまうとミッド、トップは強気でプレーを行うことが出来なくなってしまいます。

  • 目的が無いのなら集まるのは損

逆に言えば、この3つのどれにも当てはまらないなら、集まっている理由はほとんどないと言っても過言ではないですね。
相手から見ると、目的もなくミッドに5人並んでいるチームは、正直ほとんど怖くありません。
相手はミッドのウェーブをタワーの下で処理しながら、残りの人数でサイドのウェーブを取っていれば良いからです。

目的もなくミッドに集まり続けている間に、サイドレーンのウェーブはどんどんと焼け続けていきます。

のようなウェーブクリアが早いチャンピオンがいるときに、ミッドレーンのタワーを折ろうと集まり、結局タワーを守られてしまいサイドのウェーブが消えてしまった、というのは良くある話です。
そのまま何も取れないまま時間だけが過ぎて、相手が戦えるようになるまでのゴールドを稼いでしまい、ゲームに勝てなくなった、というのは経験したことがある人も多いでしょう。

上位帯の試合では、集まる時には必ず「このタワーを折る」「このオブジェクトを取る」という目的があります。目的を果たしたらすぐにサイドへ散るので、5人でまとまっている時間は意外と短いんですね。

特におすすめなのが、ミッドに集まる前に、「今から何を取るのか」を考えることです。
答えがすぐに出るなら、その目標にピンを出してから集まりましょう。

味方も目的が分かるので、全員の動きがそろいやすくなります。
答えが出ないなら、向かうのは良いですがサイドのウェーブ状況が悪かったり、ジャングルクリープが残っているのなら戻って状況を整えなおすのも良いですね。

簡単に言えば、集まる時は「何のために集まるのか」が決まっている時だけ、ということですね。

集まらないのなら何をする?

では実際に、ミッドレーンに集まらない場合は何を行えばよいのでしょうか。

具体的には、サイドに来るウェーブの経験値、ゴールドを無駄なく獲得し、チャンスがあればサイドレーンのタワーの確保などになります。
例えば のように1対1に強く、逃げる為のスキルもあるチャンピオンは、サイドでウェーブを押しながら相手に強くプレッシャーをかけられます。ダメージ交換に勝ったタイミングならタワーダイブも狙えますね。

もし相手がこれらのチャンピオンを止めようと、2人以上投資してきた場合は、その分ミッドやオブジェクトの周りで相手の人数が減るので、サイドに1人いるだけでチーム全体が楽になるわけですね。

中盤の基本の形

では実際に、ミッドに集まらない時はどういう形で動けば良いのでしょうか。

中盤の基本の形は、ボットレーンのADCとサポートの2人がミッドに入り、ミッドレーナーがサイドに出てウェーブを取る、という形です。

トップはそのままトップ側のサイドを担当し、ジャングラーはキャンプを回りながら必要なところに寄ります。

この形が基本となります。

その理由を幾つか説明しておきます。

1つ目は、一番捕まりやすいADCを安全な場所に置くためです。
ミッドは味方のジャングルに囲まれていて、左右どちらのオブジェクトにも一番早く動ける場所なのです。
ゲーム中盤ではサポートが動き回り、広く視界を確保する必要があるので、必然的にミッドレーンに向かわなければいけません。そうなるとADCがボットにいては格好の餌食となってしまうので、サポートの補助を受けることが出来るミッドレーンに向かう、というわけです。

2つ目は、ミッドレーナーの方がサイドのウェーブを安全に取れるからです。
といったメイジはスキルでまとめてウェーブを処理できます。
ADCは通常攻撃でミニオンを消すため、タワーダイブに対抗しづらいですがミッドのチャンピオンはスキルでミニオンを消すことが出来るため、他のロールよりも容易に処理し、動ける時間を作ることが出来ます。

サイドの人はミッドに寄るべきなのか?

この形になった時に、サイドのレーナーで一番迷うのが「サイドに残るか、ミッドに寄るのか」の選択だと思います。
今回の記事の本題ともなる内容ですね。

先ほども簡単に説明しましたが、基本はサイドでウェーブを取り続けて、必要な時だけミッドに戻る、と考えてください。

ミッドにはすでにADCとサポートがいるので、何も起きていない時間にミッドレーナーまで戻ってしまうと、それこそ全員でミッドに集まっているだけの状態になってしまいます。

サイドのレーナーがミッドに戻るべきなのは、次のような時です。

・次のオブジェクトが1分ほどで湧く時
・ADCとサポートがミッドのタワーを攻める、もしくは守るのに人数が足りない時
・相手が4人、5人でミッドに集まって、ADCとサポートに圧力をかけている時

逆に、相手のミッドレーナーもサイドに出ていて、ミッドが2対2で落ち着いているなら、無理に戻る必要はありません。

その間にサイドのウェーブを押し込んでおけば、次に集まる時に相手より先に動けます。

また、これ以外にも自分の使っているチャンピオンが のようなアサシン系のチャンピオンや のようなしかけるツールを持っているチャンピオンなら寄ることで戦闘を発生させることも出来ます。

上位帯のプレイヤーは相手のサモナースペルや相手のプレッシャーのかけ方をみて、
「今ミッドに寄ることで戦闘を起こすことが出来るかどうか」
ということを判断して寄っていることも多いです。

この辺りは経験となるのですが、サイドを押した後に姿を消して、
ミッドにいる相手のADCとサポートが下がるそぶりを見せないのならそのまま寄る。
少しでも下がりそうならまたサイドに戻る、という動きを繰り返すようにしましょう。

ミッドのウェーブを押し、サイドの味方を楽にする

ここまで説明してきましたが、全ての場合でミッドに集まることが正しいとは限りません。
相手のミッドレーンはLoLにおいて1番獲得しづらいオブジェクトなので、タワーの獲得目的に集まってもタワーを獲得しきれない場合も多いです。

そのため、ミッドレーンを押し込んだ後ADCとサポートは、サイドの味方を助ける動きを意識するのも良いですね。

ミッドのウェーブが押し込まれていれば、相手のミッドレーナーはウェーブを処理するためにミッドに残らないといけません。
その間にサポートがサイドレーンにジャングラーと一緒にロームを行ったり、視界を確保することでサイドのレーナーは強気で勝負を仕掛けることが出来るようになり、タワーダイブを行えるシチュエーションも生まれることがあります

例えばこの形だと、 はタワー下に縛り付けられていて、 もトップ側の森に向かおうとしても2v4の形になってしまうので向かいづらく、 に対して大きなプレッシャーをかけることが出来ます。

現実的にはここまで極端なタワーダイブを行えるようになることは稀ですが、視界を設置しておくだけでも味方は強気に立ち回ることが出来るようになりますね。

こういった視界を設置すれば、ボット側にいる がガンクを心配せずに1v1ヲ行えるようになり、主導権を獲得しやすくなります。

逆にミッドのウェーブを押されてしまうと、相手は自由に動けるようになり、サイドにいる味方が狙われてしまいます。

簡単に言えば、ミッドのウェーブを押しておくことが、サイドにいる味方を守ることにもつながるということですね。

そして、ワードを置いて味方を助けるのは主にサポートとジャングルの仕事になります。
ミッドの川や相手のジャングルの入り口にワードを置いておくと、相手がミッドからサイドに向かう動きが見えるようになりますし、相手のジャングルクリープの周りに置いておけば相手のジャングラーの動きを丸裸にすることも出来ます。

ただし、サポートがワードを置きに遠くまで行き過ぎて、ADCがミッドで1人になってしまうと、今度はADCが狙われてしまいます。
ワードはミッドのウェーブを押した後に、ADCから離れ過ぎない範囲で置くのが良いですね。

ウェーブを回しながら集まるタイミング

中盤のウェーブ管理で理想的なのは、ウェーブを取りながら、必要な時にだけ集まることです。
これまで説明してきたのは、それぞれのレーンの主導権がある動きで、実際の試合では勝ってるかどうかが曖昧な状態が多いですし、負けていて主導権が無いレーンも存在すると思います。
そういった時に無理にミッドに集まるのではなく、以下のことを意識しましょう。

  • 何も起きていない時間はウェーブを取る

何度も言うように、オブジェクトまで時間がある時は、それぞれがサイドやミッドのウェーブを取り、ゴールドと経験値を稼ぎます。

例えば15分のリフトヘラルドや20分のバロンまで2分以上あるなら、ミッドで全員が相手を眺めているよりも、ウェーブを取っている方が確実に得をします。
もちろんミッドレーンでアクションを行える場合があるのなら集まったほうが良いですが、多くの人は何もやることがないから~とミッドにあつまり経験値のシェア、ロストをしてしまっていることも多いです。
LoLでゲームをキャリーするために必要なのは何よりもファームです。
最大効率でファームが出来るよう意識しましょう。

  • オブジェクトの前にウェーブを押してから集まる

オブジェクトの1分ほど前になったら、それぞれがウェーブを押し込んでからリコールし、オブジェクトの周りに集まります。
リコールには8秒かかるので、ウェーブを相手のタワーまで押し込んでから戻ると、相手がウェーブを処理している間に安全に戻ることが出来ます。

ウェーブを押し込まれた 側は、そのウェーブを処理してからでないとオブジェクトに向かえません。
(もちろんウェーブを無視して寄る場合もありますが)

押してから集まるだけで、オブジェクト前の人数で有利を作れるわけですね。
この画像の場合だと 側が先に5人集まれているので瞬間的な人数差を生み出していることになります。

この時、主導権が無く先に動けない側は自分の使っているチャンピオンや相手の動きに合わせて寄る、寄らないを決める必要があります。
自分が後半に強いチャンピオンを使っているのなら寄らずにファームをして後から合流をする、という選択を取るのも良いですし、逆にCCを持っていたり、3,4つ目のドラゴンを争う場合はある程度CSを捨ててでも寄る動きをすることも大切です。

  • 基本的には同じことの繰り返し

何も起きなそうな場合はそのまま集まり続けるのではなく、もう一度サイドのウェーブを取りに行きます。
先に寄ることで相手のミッドレーンのプレイヤーは下がり切ってしまうことが多いので、実際は戦闘が起きずにサイドに再び戻ることが多いですね。

全員がミッドに残ったままだと、次のオブジェクトまでの時間を無駄にしてしまいます。

こういった無駄に時間を使ってゲーム時間が伸びないようにするためにも、次に何のオブジェクトを目指すのかをピンなどで知らせることが大切ですね。

ランク帯で変わるサイドウェーブの課題

最後に、個人的に感じたランク帯ごとのグループ、サイドウェーブの課題について触れておきます。

シルバー帯くらいまでは、レーン戦が終わるとファームをやめて、全員でミッドやジャングルを歩き回ってしまう試合が多いです。

これでは、何も起きていない時間に誰か1人がサイドのウェーブを取るだけで、ゴールドの差はかなりつきます。
などのサイドレーンで運営することがメインのチャンピオンが良く試合を破壊してしまう原因でもありますね。

ゴールドからエメラルド帯になると、サイドに行く人は増える代わりに、中盤で浮いている人がキャッチされがちですね。
ADCが一人でオブジェクトから遠いサイドにいたり、オブジェクトの直前までサイドにいたりして、捕まってしまい、集団戦に間に合わない場面がよく起きます。

ダイヤ帯より上では、こういったミスがどんどんと減っていきますが、自分のウェーブを取ることだけに夢中になり、目の前の相手が消えてアクションを行いそうなのにピンを鳴らさずにいたり、相手視点でゲームを考えられていないことが多い印象を受けます。
自分が何をしたいのか、を考えるのも良いですが、相手がこれから何を狙いそうなのか。を意識することもレートを上げる上では重要ですね

まとめ

中盤は、全員でミッドに集まるだけでは勝てません。
サイドのウェーブを放置するほど大きなゴールドを捨てることになります。

何も起きていない時間はサイドウェーブを取り、オブジェクトの1分前や何か目的があるのならウェーブを押してから集まり、取った後はまたサイドに散る、という流れを繰り返します。

簡単に言えば、集まる時間と散る時間をはっきり分けるということですね。

まずは次の試合で、レーンスワップタイミングがきたら、次のオブジェクトの位置を見て「次に何を目的とするのか」を一度ピンで味方に伝えてみてください。それだけで、ミッドで何もせずに待つ時間はかなり減るはずです。

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執筆者について

がりある

2018~2021年までLJLにMidとして出場していました