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フルクリアするべき?ガンク偏重で勝てない理由

こんにちは、Gariaruです。

ジャングルをプレイしていると、
「ガンクに行かないと、味方に文句を言われる」
「ガンクをたくさん成功させたのに、なぜか試合に負けた」
こういった悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。

ジャングラーの仕事と聞くと、ガンクを思い浮かべる方が多いと思います。

しかし、ソロランクでガンクばかりを優先してしまうと、かえって勝てなくなることがあります。

今回は、ガンクばかりのジャングラーが勝てない理由と、キャンプを上手く使ってファームとガンクを両立させる考え方について解説していきます。
基本的な内容ですが、知識を深めるうえで知っておくべき内容なのでここで理解しておきましょう。

ガンクばかりだと何を失うのか

まず大前提として今回はフルクリアしない、またキャンプを倒すのをスキップしたものとしてお話していきます。

青バフからスタート、赤バフ、ゴーレムをスキップした形としてお話していきましょう。
ガンクに向かっている間は、キャンプを倒せません。
キャンプは、小さいキャンプなら2分15秒、レッドバフとブルーバフなら5分で復活しますが、この時間は倒した瞬間から数え始められます。

倒さずに放っておいたキャンプは、そこに残っているだけで、次の復活もどんどん遅れていきます。
つまりキャンプをスキップしてガンクを行った時、本来ならその間に倒せていたキャンプと、次に復活するはずだったキャンプまでまとめて遅れてしまうことになります。

LoLのジャングルキャンプは、スポーンする際の周りの平均レベルでモンスターのレベルがきまり、レベルが高ければ高いほど経験値を多く獲得できる仕様があります。

(LoLwikiより引用:https://www.loljp-wiki.jp/wiki/?%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC)

つまりはキャンプを狩らずにいた場合、次に狩るまで経験値が低いキャンプが存在していることになり、次に狩っても経験値が高くない状態になってしまいます。
ここでガンクに失敗して、相手がフルクリアを継続していた場合、徐々に経験値の差が開いていく、というわけですね。
ガンクを決めているのにレベルの差がついている、ということを経験したことがあると思いますが、レベルの高いキャンプを狩れていないから差がついている場合が多いです。

また、ガンクに行った後体力やマナといったリソースが無くなってしまい、キャンプを狩る時間がなくなってしまう、ということも原因として挙げられますね。

さらに、ジャングラーはキャンプの中で1番大きいモンスターを倒すことでペットが育ちます。倒すたびにジャングルアイテムのスタックが消化されていき、15、35スタック消費したタイミングでスマイトが強化されます。
スマイトが強化されると600→1000→1400の順でダメージが増加していくので

ガンクばかりを行っていくと、レベルだけでなく、このスマイトの強化も遅れるので、ドラゴンやヴォイドグラブの取り合いでも不利になります。

キルを取ることで経験値、ゴールドを獲得することが出来れば別ですが、相手にフラッシュを使わせた!主導権を取れるようになった!というだけでは5分のドラゴンの頃には、ファームを続けていた相手のジャングラーより自分だけレベルが1つ低く、スマイトの強化も遅れていることにもつながります。

こうなると、ガンクで作った小さな有利より、自分が育たないことの不利の方が大きくなってしまい、このあとの蟹の争いやカウンタージャングル、オブジェクトファイトでの大きな損に繋がっていきます。

相手から見たガンクばかりのジャングラー

次に、相手視点から見たガンクばかりのジャングラーについて考えてみましょう。

基本的にLoLでは、ジャングラーが視界に映った際はスコアボードでCSの数を確認し、何のクリープを狩ってガンクに向かったのか、どこのクリープが残っているのかを判断することが可能です。
2週目以降では難しいことも多いですが、1週目のキャンプスキップからのガンク、所謂フルクリアから外れたガンクはルートを特定されることも多いです。

その間に自分は残っているクリープを狩る(カウンタージャングル)を行ったり、キャンプを狩る数の差による装備、アイテム差を使って戦闘を仕掛けてくることも多いです。

ガンクを行っている最初は互角でも、何度もガンクに向かっているうちに、レベルとアイテムで少しずつ置いていかれ、ジャングラー同士で戦った時に勝てなくなります。

ガンクに行くほど得をするのは、実は相手のジャングラーの方だったということも少なくありません。

プロや上位帯の試合でガンクが多く見えるのは、それぞれのプレイヤーがお互いの位置やダメージ、スキルの感覚を理解しているからです。
一般的なソロランクでは味方が合わせてくれないことも多いので、無理なガンクを行っても成功する可能性は低いです。レートによるチャンピオン理解度の差異がある場合もそうでしょう。

ジャングル解説でも、ランクを上げたい人はまず自分のファームを安定させることが一番の近道だとよく言われています。

ガンクの前にキャンプを倒し終える

ファームとガンクを両立させる一番簡単な方法は、ガンクの前に近くのキャンプを倒し終えておくことです。

例えば、0分55秒のレッドバフから始めて、6つのキャンプを順番に倒していくと、多くのジャングラーは3分前に1周目が終わります。

ちょうど2分55秒には川にスカトルが出現しているので、1周目が終わったら、スカトルを取るか、近くのレーンでガンクを狙うのが良い形です。
そのあと1個目のキャンプが沸くまでだいたい30秒ほど時間が残っているので、
キャンプを倒し終えてからガンクに行けば、たとえ失敗しても、失うのはキャンプを倒し終えた後の空き時間だけ、ほとんど損が無い状態になります。

逆に、キャンプを残したままガンクに行って失敗すると、そのキャンプの分まで損をしてしまいます。
つまりはフルクリアの後のガンクこそが自分への損が発生しづらいガンク、ということになります。

キャンプが湧く頃にジャングルへ戻る

次に意識したいのは、キャンプが湧く頃にジャングルへ戻ってくることです。

1周目を3分過ぎに終えた場合、最初の方に倒した小さいキャンプは4分前後から順に、バフは6分過ぎに復活します。

その間にガンクやリコールを1回挟んで、戻ってきたらまたキャンプを倒す、という流れが理想です。
よく言われるのがTabキーをおして、ジャングルタイマーが20秒を切る前にリコールしておく、というものですね。

ここで帰るのが遅れてしまうとカウンタージャングルを受けてしまう(よくあるのがラプターへの侵入)可能性があるので注意しましょう。

難しく考える必要はありません。

1周目を終えた場所の近くのレーンでガンクを1回狙い、その後はリコールして、買い物を済ませてから最初に倒した側のキャンプへ向かうだけで、ちょうどキャンプが湧いている頃に戻ってこられます。

リコールの時間も、キャンプが湧くのを待つ時間として使えるので無駄になりません。

1周目の後に2回も3回もガンクを続けると、キャンプが湧いているのに取りに行けず、その時間はただ損をしているだけになってしまいます。

基本的な考えとして、「ガンクに使っていいのは、キャンプが湧くまでの空き時間だけ」と考えると、行くか行かないかで迷うことが少なくなります。

ガンクに行くのが悪いというわけではない

もちろん、ガンクに行くべきではないというわけではありません。

自分がフルクリアをしているうちに、相手はしっかりガンクを決め続けていてレーンが崩壊してしまった。という試合もあると思います。

これまで説明してきたのは自分が失敗しても損をすることのないガンクの方法です。
大切なのは、成功しやすいガンクだけを選ぶことにあります。

ジャングルを学びたてのうちは、ジャングラーはガンクに行くことが仕事という固定概念にとらわれてピンが鳴っているレーンに顔を出しがちですが、先ほどまでの説明で損をしてしまう場合がある、ということが分かったと思います。
ガンクに行く場合は次の3つがそろっているかどうかだけを確認しましょう。

  • 相手が前に出ている
    味方のレーンが押し込まれていて、相手が自分のタワーから離れている時は、回り込んで逃げ道を塞ぎやすいですし、攻撃できる時間も長いのでガンクの成功率が上がります。
    しかし押し込まれている→ワードを置かれている可能性がある、ということを考慮する必要がありますね。

  • 相手のフラッシュがない
    フラッシュを使ったばかりの相手は逃げる手段が少ないので、キルにつながりやすくなります。先ほどの相手が前に出ているという項目も合わせて、逃げる時間が長くなるので攻撃することのできる時間が増えます。

  • 味方のレーナーにCCがあることです。
    味方がCCを持っていれば、自分のスキルとつなげて倒し切ることも可能です。

例えば、味方のボットが で、ウェーブが味方のタワーの近くまで押し込まれていて、相手のADCがフラッシュを使ったばかりなら、3つがすべてそろっている状態です。

こういった場面ではキャンプをスキップしてもガンクが決まる可能性が高いのが分かりますね。

反対に、相手がレーンの真ん中にいてフラッシュも残っている時は、どれだけ味方に呼ばれても成功しにくいので、キャンプを優先する方が良い場合が多いです。

相手がフラッシュを使ったのを見たら、すぐにチャットに書いておくと、自分も味方も忘れずに済みます。

向かうと決めたら、レーンに着く少し前に味方にピンを1回送っておきましょう。
味方が分かっていれば、ウェーブを止めて相手を前に出させたり、CCを残しておいてくれたりするので、同じガンクでも成功しやすくなります。

上手いプレイヤーがキャンプをスキップしてガンクに向かうのは、こういったガンクの出来る根拠やワードの位置を正確に把握しているからです。
何が何でも取り合えずガンクにいってるわけではないので、その点をしっかりと意識しておくようにしましょう。

ガンクの後はすぐファームに戻る

ガンクが成功しても失敗しても、終わったらすぐにファームに戻りましょう。

ワードでガンクに察知された場合やも同じで、レーンの横で次のチャンスを30秒待つより、その30秒でキャンプを1つ倒す方が確実に育てます。

キルが取れなくても、相手のフラッシュを使わせたり、相手をリコールさせたりできれば、それだけで味方はCSを取りやすくなります。

ガンクは「1回行ったら、キャンプに戻る」をセットで考えると、ファームが崩れにくくなります。

味方から「ガンクに来て」と言われた時も、キャンプを倒している途中なら、倒し終えてから向かえば十分です。

条件がそろっていない時は、行けない理由を無理に説明しなくても、危険ピンを1回送って「今は行けない」と伝えるだけで構いません。

私の経験上、上手いジャングラーほど「ガンクに行くかどうか」をキャンプを倒している最中に決めています。

キャンプの体力が半分くらいになったら一度ミニマップを見て、3つの条件がそろっていればそのまま向かい、そろっていなければ次のキャンプへ向かう、という流れにすると迷う時間がなくなります。

まとめ

まとめ

以上が、ガンクばかりのジャングラーが勝てない理由でした。

ガンクに使った時間は、そのままキャンプを倒せなかった時間になり、レベルもスマイトの強化も遅れてしまいます。

初心者、中級者の間で、キャンプをスキップしてガンクに行くのは自分の中のガンクに行ける根拠を満たしている状態のみにするのが簡単だと思います。

まずは次の試合で、キャンプを狩っている最中や倒し終えた時に3つの条件がそろっているレーンがあるかだけを見てみるように意識してみてください

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執筆者について

がりある

2018~2021年までLJLにMidとして出場していました