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OTPのメリット、デメリットとは?

こんにちは、Gariaruです。

「1体のチャンピオンだけを使い続ければランクが上がる」
「でも、そのチャンピオンがバンされたらどうすればいいの?」

こういった話を目にしたことがある方は多いと思います。
1体のチャンピオンだけを使い続けるプレイヤーのことを、ワントリック(OTP)と呼びます。
(一応OTPは「One Trick Pony」の略で、「1つの芸しかできない」という意味の英語から来ていますね。昔は侮蔑の意味で使われていましたが、この記事では「チャンピオンの練度が高い人」という意味で使用しています)

結論から言うと、OTPはソロランクととても相性の良い上げ方です。
今回は、OTPがソロランクで強い理由と、その弱点、弱点への対策を解説していきます。
基本的な考え方ですが、知っておくと得をすることも多いので、是非見ていってください。

上位帯プレイヤーも元OTP

現在プロのプレイヤーでも昔はOTPだったというプレイヤーも多いです。
Gen.GのミッドレーナーのChovy選手は、プロになる前、韓国サーバーのソロランクでカシオペアのOTPとして知られていました。
海外メディアの記事でも、当時の彼は「 のワントリック」で、チャレンジャーまで上がっていたものの、マクロのことはほとんど知らない状態だったと紹介されています。
本人もインタビューで、ソロランクをしていた頃は自分の画面ばかり見ていて、ミニマップはあまり見ていなかったと話しています。

マクロがほとんど分からない状態でも、 の操作とマッチアップの理解だけで、韓国のソロランクの最上位帯まで上がれていたということですね。

私もLoLを始めたシーズン3では 、シーズン4では ばかり使っていました。
勿論これは極端な例ですが、OTPはレートが上がれない、上がりづらいという人は前例がある、という認識をしておいてください。

OTPがソロランクで強い理由

では、実際にどのような点でOTPはソロランクで強いのかを解説していきます。

  • 殆どの場合で得意チャンピオンを使用できる。

ソロランクのバンは10人がそれぞれ1体ずつ同時に行い、相手の名前もチャンピオン選択の時点では分かりません。
そのため、相手が「この人は 専だからバンしよう」と狙うことは基本的にできません。

バンはその時期に強いと言われているチャンピオンや、各自の苦手なチャンピオンに散らばることが多いので、メタの中心でなければ、メインが使えない試合は思ったより少ないです。
さらに、味方がホバーしているチャンピオンは味方からバンできないので、早めにホバーしておけば味方にバンされる心配もありません。

  • マッチアップ知識が豊富

2つ目は、相手が自分のチャンピオンに慣れていない、つまりはマッチアップ知識の差が対面と有ることになります
ソロランクの相手は、毎試合違う人で同じマッチアップになることも決して多いわけではありません。

自分は同じチャンピオンを使い続けているので多くのマッチアップ知識がありますが相手側はこちらのチャンピオンとの対戦経験が少なく、スキルの射程やダメージ、強い時間を読み違えることも多くなります。

「まだ戦える」と思って近づいてきた相手を倒せる場面が、他のプレイヤーより自然と増えるわけですね。

相手が試合の前にこちらを研究してくることもないので、この有利は毎試合ついてきます。
相手の5人もその場で集まった即席のチームなので、こちらのチャンピオンに合わせた動きをチームで組んでくることもほとんどありません。

「このマッチアップではこの動きをする」
「ビルド、ルーンをマッチアップごとに変える」

こういった臨機応変な対応ができるのも、OTPの強みでもあります。

  • 脳のリソースに余裕が出来る

3つ目は、操作が自動化されて、頭の余裕が生まれることです。
個人的にはこれがOTPの1番の利点です。
何百試合も同じチャンピオンを使っていると、スキルの距離やコンボは考えなくても指が動きます。
その分、チャンピオン操作に脳のリソースを割くことが少なくなるので、余った分のスペースでミニマップを見たり、相手のジャングラーの位置を考えたりする余裕が生まれます。

LoLでは操作とマッチアップの理解だけでもある程度までは上がれますし、操作が自動化されているからこそ、後からマクロを覚える余裕も作れます。

いろんなチャンピオンを使っていると生まれない余裕も、1つのチャンピオンに絞ることで生み出すことが出来るのがOTPの強みでもあります。

  • チャンピオンの性能の理解が高まる

4つ目は自分の出すチャンピオンの性能の理解が他の人よりも高まることです。

自分のチャンピオンが固定されているので、覚えるのは相手のチャンピオンの情報だけで済みます。

「最初のアイテムが完成したらこの相手はコンボで倒せる」
「レベル6になったら相手のフラッシュがない時に仕掛けられる」といったことも、迷わずに判断できるようになります。

とくにアサシン系の やファイターの などは相手からすれば見えないキルラインを見ることが出来るのでレーン戦から大きな有利を作りやすいです。

  • 結果が安定する。

5つ目は、結果が安定することです。

ソロランクは、1試合の大勝ちよりも、たくさんの試合で少しずつ勝ち越すことでランクが上がっていく仕組みです。

毎試合違うチャンピオンを使っていると、慣れていない試合で大きく負けることがありますが、OTPは調子の波が小さく、勝率が安定しやすくなります。

得意なチャンピオンを使っているかどうかが勝敗に大きく影響する、という海外の分析もあり、ソロランクでは構成の完成度より「その人がそのチャンピオンをどれだけ使えるか」の方が大切なことが多いです。

また、気持ちの面でも楽なことも良い点です円。

負けた時に「慣れていないチャンピオンだったから」という言い訳ができないので、反省点を自分の動きに向けやすいのも良いところです。
同じチャンピオンで比べられるので、前の試合より上手くできたかどうかも分かりやすいですね。

OTPの弱点と対策

一方で、ソロランクでもOTPにははっきりとした弱点があります。

1つ目は、バンや先取りです。

狙われることは少なくても、メタで強いと言われている時期には、バンされたり相手に先に取られたりする試合が増えます。

対策としては、メインと操作感が近いサブチャンピオンをを1体だけ用意しておくことです。

なら のようなAPアサシン系統のチャンピオンを使うと良いですね。
また、相手に奪われてしまった時のためにも自分のメインチャンピオンのカウンターを使用できるようになると良いですね。

2つ目は、カウンターピックです。
ピックの順番が早いと、先出を強いられることになり、相手に苦手なチャンピオンを合わせられることがあります。
苦手なマッチアップは、勝つことよりも「負けすぎない」ことを目標にして、ファームを優先する形を1つ決めておきましょう。

メインが先出しに弱いチャンピオンなら、先出しでも大きく不利になりにくいサブチャンピオンを用意しておくのもよいですね。

3つ目は、パッチの影響です。
大きく弱体化されたり、仕様が変わったりすると、それまでの経験が通用しなくなることがあります。

パッチノートで自分のチャンピオンの変更だけは毎回確認し、大きく弱体化された時はそのパッチの間だけサブを中心に戦う方が結果は安定します。

4つ目は、高レートでの壁です。

ランクが上がると、相手もマッチアップを理解していて、こちらのチャンピオンの弱い時間を正確に突いてきます。
ここからは、ウェーブやジャングラーの動きといったマクロの差が勝敗を分けるようになります。

Chovy選手がミニマップを見ていなかった頃の話のように、操作とマッチアップだけで上がれるのはある程度までで、その先はチャンピオン以外の基本が必要になるということですね。
負けた試合のリプレイを見る時は、操作のミスよりも「なぜその場所にいたのか」を見返すようにすると、この壁を越えやすくなります。

相手から見たOTP

相手から見ると、OTPの相手は「そのチャンピオンは本当に上手い」という認識です。

ロード画面で相手の名前を統計サイトで調べて、同じチャンピオンばかり使っていると分かったら、レーン戦の細かい判断では勝てないと考えておきましょう。
その場合は、正面から殴り合うより、相手のチャンピオンの弱い時間を狙うのが基本になります。

OTPは自分のチャンピオンの得意な形を知り尽くしているので、その形に付き合わないことが一番の対策ですね。

つまり、自分がOTPの時は、相手にもこう考えられていると思っておきましょう。

これからOTPを始めるなら

これからOTPを目指すなら、苦手なマッチアップが少なく、構成を選ばないチャンピオンを選ぶのがおすすめです。

メタの中心でバンされやすいチャンピオンや、特定の構成でしか活躍できないチャンピオンは、ソロランクでも使えない試合が増えてしまいます。

OTPは同じチャンピオンを長く使い続けて初めて強みが出るので、強いと言われているかどうかより、長く使えるかどうかで選びましょう。

そして何より、何百試合使っても飽きないくらい、自分が楽しいと思えるチャンピオンを選ぶことが大切です。

実際は完全な1体だけではなく、メイン1体とサブ1〜2体に絞るのが現実的です。

ほとんどの試合をメインで戦い、バンやカウンターの時だけサブを使う形なら、OTPの強みを残したまま弱点を小さくできますね。

まとめ

以上が、OTPのメリットとデメリットでした。

OTPは悪ともいわれることもありますが、レートを上げるのとLoLを手早く上手くなる方法として1番だと私は思います。

OTPのメリットとデメリットを理解することができればそのままレートを上げるのに役に立つと思うので、レートが上がらずに困っている人は、まずは自分の相棒のチャンピオンを1体見つけることから始めてみましょう。

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執筆者について

がりある

2018~2021年までLJLにMidとして出場していました