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カウンターピック?それとも練度を意識?

こんにちは、Gariaruです。

「カウンターを出したのに、なぜかレーンで負けてしまった」
「メインを出すか、相手に強いチャンピオンを出すかで毎回迷う」

こういった悩みを持つ人も多いでしょう。
バンピックでは、カウンターや今のパッチで強いチャンピオンの話がよく出てきます。

しかし、ソロランクで一番勝敗に響くのは、多くの場合「そのチャンピオンをどれだけ使い込んでいるか」、つまりチャンピオンの練度です。
今回は、練度がどれくらい大事なのか、カウンターより得意なチャンピオンを選ぶべき時はいつなのかを解説していきます。

基本的な考え方ですが、知っておくとピックで迷うことが減るので、是非見ていってください。

練度はカウンターよりも勝敗に響く

まず結論から言うと、ソロランクではカウンターよりも練度の方が勝敗に大きく響くことがほとんどです。

海外の研究では、アイアンからダイヤまでのランクの試合を対象に、チャンピオン選択が終わった時点で「各プレイヤーが選んだチャンピオンをどれだけ使ってきたか」だけを見て勝敗を予測したところ、かなりの精度で当てられたという結果が出ています。

構成の相性よりも、1人1人がそのチャンピオンにどれだけ慣れているかの方が、試合の結果をよく表していたということですね。

統計サイトのデータを見ても、ほとんどのチャンピオンの勝率は五分前後の狭い範囲に収まっています。

一方で、そのチャンピオンをほとんど使ったことがない人と、使い込んでいる人の勝率の差はそれよりはるかに大きくなります。

つまり、「強いチャンピオンを選ぶ」ことより「使い慣れたチャンピオンを選ぶ」ことの方が、勝率に与える影響は大きいわけです。

ただし、練度の伸びは最初が一番大きく、ある程度使い込むと伸び方はゆるやかになっていきます。
最初の数十試合で一気に上手くなり、その先は少しずつ細かい部分が磨かれていく、というイメージですね。

カウンターを選んで負けてしまう理由とは?

カウンターピックで負けてしまう一番の理由は、相性の有利を活かすための練度が足りていないことです。

例えば、に対して が有利だと言われていても、 を使い慣れていなければ、どういった形でダメージ交換を行えばよいのか、スキル配分をどうすればよいのかが分かりません。

むしろ、慣れていないチャンピオンではスキルの射程やダメージを読み違えて、自分から倒されに行ってしまうことも多いでしょう。
相手から見ると、カウンターを出されても、そのチャンピオンを使い込んでいる側は「この対面でどこまで戦っていいか」を知っています。

不利な対面でも、レベル1から3は下がってファームし、レベル6やアイテムが揃った瞬間、つまりわ一瞬の有利な時やパワースパイクに仕掛ける、といった勝ち方を体で覚えているわけですね。
相性の差は、こうした練度の差で簡単にひっくり返ります。

1番よくあるのが のようなタンクでのカウンターピックや です。
タンクチャンピオンは序盤のパワーが非常に低く、マナ消費量も多いので主導権を獲得されたり簡単にキルを取られることもありますし
のようなメイジではダメージ感覚やスキルショットの感覚が養われていないので相手に攻められてしまうことも多いです。

逆に、自分が相手の立場になった時のことも考えておきましょう。
相手は自分のチャンピオンの弱い時間を知っているので、その時間を無理に突こうとせず、相手が強い時間に戦わないことを優先した方が安全ですね。

カウンターより得意を選ぶべき時

では、どんな時にカウンターより得意なチャンピオンを選ぶべきなのでしょうか。

1つ目は、カウンターの候補をランクで使ったことがない時です。
これは迷わず得意なチャンピオンを選びましょう。
例えば自分の得意チャンピオンが で を出してきたとき をピックせずにそのまま をピックするということですね。

新しいチャンピオン。特にファイター系統のチャンピオンやメイジ系統のチャンピオンは、1度目でカウンターとしてピックするのは難易度が高いので、ノーマルや練習ツールである程度使ってからランクに出すのが基本となります。

2つ目は、相性の差が小さい時です。
少し不利と言われる程度の対面なら、得意なチャンピオンで戦った方が勝ちやすいことがほとんどです。
カウンターを選ぶのは、相手の得意な距離で一方的に殴られるなど、どうにもならない相性の時だけで十分でしょう。

3つ目は、構成の中で自分の役割がはっきりしている時です。
味方に前に立つチャンピオンがいない試合で、得意なタンクがあるなら、少し不利な対面でもそのタンクを出す価値があります。
逆に、カウンターを選んでいいのは、そのカウンターも自分のプールに入っていて、ある程度使い込んでいる時です。

私の経験上、「メインと、メインが苦手な相手に強い2体目」の2体をしっかり使い込んでおくだけで、カウンターで悩む試合はほとんどなくなります。

パッチで強いチャンピオンに乗り換えるべき?

統計サイトで勝率の高いチャンピオンを見ると、そちらに乗り換えたくなることもあると思います。
ですが、強いと言われるチャンピオンでも、使い慣れていなければ得意なチャンピオンより勝てないことがほとんどです。

(https://lol.ps/en より引用)

これは韓国サーバープラチナ以上のデータですが、オススメとされているチャンピオンの中でも などの操作難易度、チャンピオン習熟度が高いことが前提のチャンピオンが含まれています。

乗り換えを考えていいのは、メインが大きく弱体化された時や、新しいチャンピオンを長く使っていきたいと思えた時です。

その場合も、いきなりランクで使うのではなく、ノーマルで数試合使って「強い時間」と「弱い時間」をつかんでからにしましょう。

統計サイトの見方は で解説しています。

また、ランク帯ごとの違いも知っておきましょう。
低いランク帯では、相手もマッチアップを深く理解していないので、練度の差がそのまま勝敗に出やすいです。

ランクが上がると相手の練度も上がるので、相性の差や構成の差が少しずつ効いてくるようになります。
それでも、相性の有利を活かすにはまず練度が必要なので、練度が土台であることは変わりません。

自分の練度を判断するチェックポイント

自分がそのチャンピオンをどれくらい使えているかは、試合中の感覚で判断できます。

まず、コンボを考えずに出せるかどうかです。
スキルの順番やキャンセルを考えながら操作しているうちは、まだ練度が足りていません。

次に、相手の体力を見て「このコンボで倒せる」と判断できるかどうかです。

ダメージ計算に自信がないと、倒せる場面で引いてしまったり、倒せない場面で仕掛けてしまったりします。
そして、自分のチャンピオンが強い時間と弱い時間を言えるかどうかです。
「レベル6で強くなる」「最初のアイテムが完成するまでは戦わない」といった判断が自然にできるようになれば、そのチャンピオンはプールに入っていると考えて良いでしょう。

最後に、そのチャンピオンでの勝率が、長い目で見て五分より上で安定しているかどうかも1つの目安になります。
数試合の結果ではなく、ある程度の試合数で見て負け越しているなら、そのチャンピオンはまだ練習中だと考えましょう。

練度を上げるために

そして、練度を上げるために、長時間のリプレイを見る必要はありません。
一番効果があるのは、同じチャンピオンを続けて使うことです。

1日に何体も触るより、その日は1〜2体に絞って連続で使う方が、ダメージ計算やスキルの距離の感覚が早く体に残ります。

試合の前に練習ツールで数分だけコンボを確認するのも良いですね。
試合が終わったら「今日の試合で一番迷った場面」を1つだけ思い出しておくと、次の試合で同じ場面が来た時に迷わずに動けます。

ソロランクとチームゲームでは練度の扱いが違う

ソロランクでは、チャンピオン選択の時点で相手の名前が分からないので、自分の得意なチャンピオンを狙ってバンされることはほとんどありません。

だからこそ、得意なチャンピオンを1体極めるだけでも、ランクを上げやすいわけですね。

一方で、クラッシュや5v5ランクでのようなチームでの戦いになると話は変わります。
これらのモードには、チャンピオン選択の前に相手チームの情報を確認できる時間があり、相手がランクでよく使っているチャンピオンや得意なチャンピオンが見えるようになっています。

つまり、相手は「この人の得意なチャンピオンを消そう」と狙ってバンしてくるので、1体しか使えないと簡単に対策されてしまいます。

プロの試合ではさらにこれがはっきりしていて、選手の得意なチャンピオンを狙うバンは当たり前のように行われます。

例えば2025年の世界大会の決勝では、T1のKeria選手が得意とするバードが、5試合すべてでバンされていました。

さらに、今のプロの試合ではフィアレスドラフトが使われているので、シリーズの後半になるほど使えるチャンピオンが減り、選手には広いチャンピオンプールが求められます。

まとめ

以上が、チャンピオン練度の大切さと、カウンターより得意を選ぶべき時の考え方でした。

ソロランクでは、ほとんどのチャンピオンの強さの差よりも、そのチャンピオンをどれだけ使い込んでいるかの差の方が勝敗に大きく響きます。

カウンターを選んでも練度が足りなければ有利を活かせず、逆に使い込んでいるチャンピオンなら不利な対面でも勝ち方が分かります。

そのため、カウンターピックを無理に行うよりも、基本的にはスーパーハードカウンターでない限りは得意なチャンピオンを使っていきましょう。

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執筆者について

がりある

2018~2021年までLJLにMidとして出場していました